Saturday, July 07, 2012

中皮腫発症で検診実施へ、兵庫阪神大震災のがれき処理で


兵庫県明石市は6日、阪神大震災後のがれき処理に従事した男性職員が、中皮腫を発症していたと明らかにした。市は「因果関係は不明だが、職員の健康に万全を期す」として、がれき処理に関わった全職員を対象にアスベスト検診を実施する。兵庫県によると、阪神大震災を理由とした自治体の検診は初めて。  市によると、中皮腫の診断を受けたのは、環境部に勤務する40代の男性職員。震災後約3週間、がれき回収にあたったほか、埋め立て作業にも参加した。  男性職員がアスベストを扱う業務に関わったのはこの時期だけで、当時は市販マスクを着けただけで作業するなど対策が不十分だったという。  市は「がれきのアスベストが原因となった可能性もある」と判断し、1994~97年度にがれき処理に関わった全ての職員とOBの計192人を対象に、検診の実施を決めた。  職員は7月の定期健診時に問診票を配り、胸部エックス線撮影に問題があれば市の産業医が診察する。OBについては今後具体的な方法を検討する。(山陽)

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