Thursday, January 03, 2013

群馬をがん治療拠点に、特区申請、世界展開も


先進がん治療の国際拠点を目指し、群馬県が「群馬がん治療技術国際戦略総合特区」の設置を国に申請している。昨年12月に有識者によるヒアリングが行われ、早ければ今月下旬に指定の可否が判断される。  世界6カ所でしか実施されていない最先端の重粒子線がん治療が群馬大(前橋市)で行われているほか、放射線利用を研究する日本原子力研究開発機構の高崎量子応用研究所(高崎市)や関連企業が群馬に集中。群馬大などで放射線医療の人材を多く輩出してきた実績もある。  特区はがん治療の高度化と海外展開、人材育成、関連ビジネスモデルの構築が柱。群馬大に国際人材育成センターを設置し、5年間で計90人の医療従事者を育成。治療設備と技術、人材をセットで海外輸出し、将来的には40カ所への展開で1兆4千億円の経済効果を見込んでいる。  国には、薬事法の承認手続きの時間短縮や法人税減免、総額400億円の補助金、放射線医療に携わる「医学物理士」の国家資格化などを要望した。  群馬大は昨年11月に重粒子線治療の海外患者受け入れを始めており、県は治療や検診と温泉地などの観光をセットにした医療ツーリズムの体制整備にも力を入れる方針。(山陽)

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