横浜田園都市病院(横浜市緑区)は29日、患者72人と職員27人の計99人が25日以降に感染性胃腸炎を発症し、うち80~90代の男女患者4人が死亡したと発表した。発症した一部の患者の便から、ノロウイルスが検出された。横浜市はノロウイルスの集団感染の疑いが強いとみて調べている。
ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎は12月ごろピークを迎え、通常はその後患者数が減少するとされる。しかしこの冬は全国的に患者が増え、集団感染が続発。遺伝子変異が起きた新種のウイルスも広がっており、厚生労働省は入念な消毒やマスク着用など感染防止徹底を呼び掛けている。
横浜田園都市病院によると、死亡した4人は80歳と92歳の男性と、95歳と97歳の女性。いずれも嘔吐や下痢などの症状があり、死因は誤嚥や肺炎などだった。4人以外に、80代の男性1人が重症。
渋谷誠二院長は29日夜の記者会見で「力が及ばなかった。謝罪申し上げます」と頭を下げた。
横浜田園都市病院のホームページによると、開設は1988年で病床数は375床。高齢者医療に特化した病院とうたい、デイケアサービスも行っている。
ノロウイルスをめぐっては、宮崎県日南市の病院でも今月23日、感染性胃腸炎の集団感染で入院中の男性患者計6人が死亡したことが発覚した。(山陽)
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