入院患者6人が死亡した宮崎県日南市の医療法人春光会東病院のノロウイルス集団感染で、病院長も15日から4日間、症状を訴え、院長室から職員に対し間接的に感染症対策の指示を出していたことが25日、病院側への取材で分かった。
同病院は院長のほか、高齢の前院長とパートの医者4人がいるが、常勤の医師は院長だけ。病院側の対応の遅れが感染拡大の一因と指摘されているが、感染発生前後の態勢についても問われそうだ。
また、日南保健所は同日、病院を立ち入り検査した。検査は4回目。これまでの指導内容が順守されているかどうかを調査し、新たな問題は見つからなかった。
同病院と県によると、院長は15日、下痢の症状を訴え、それからは職員から院長室で患者の症状などを聴き、指示を出していたという。
前日の14日には1人目の死亡患者が出ており、その後、17日に2人、19日と21日、22日にそれぞれ1人が死亡した。
これまでの検査で、職員が素手で汚れた医療用エプロンに触っていたケースがあったことが判明。同保健所は手袋やエプロンを着脱する手順や、ウイルスが付着している可能性のある表面を裏返して捨てることなどを指導していた。
またこの日、面会に訪れた人たちは、患者の洗濯物を受け取ると、職員から消毒の徹底を伝えられていた。(山陽)
0 Comments:
Post a Comment
<< Home