米食品医薬品局(FDA)は9日、子どもがエックス線検査を受ける際の被ばく線量を減らすため、指針作りに乗り出すと発表した。
大人に比べて子どもは放射線の悪影響を受けやすいとされる。だが米メディアによると、検査現場の機器は13歳以上を対象に設計されていることが多く、そのまま子どもに使えば、浴びる線量が多くなる恐れがある。
指針案によると、FDAはエックス線やCT検査機器を製造する会社に対し、子どもの被ばく量を最小限にしつつ、有効な検査ができる線量を調べ、子ども用の設定として機器に組み入れることを求めていく。
また、子どもが不要な検査を受けなくて済むように医師や親に向けた情報提供を強化する。
ただ、FDAは「必要な画像診断による被ばくリスクは、正確な診断や診療行為による利益に比べると非常に小さい」として過剰な心配は不要との見方を示している。(山陽)
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