Monday, October 29, 2012

変更後の日脳ワクチンでも発症、11年度以降に9件


日本脳炎の予防接種後に、けいれんや運動障害などの症状が出る脳神経系の病気「急性散在性脳脊髄炎(ADEM)」を発症したとの報告が2011年度以降、今年6月までの間に少なくとも計9件あることが28日、厚生労働省などへの取材で分かった。  日本脳炎ワクチンをめぐっては厚労省が05年、ADEMの重症例との因果関係が認められるとして接種の積極的な勧奨を中止。リスクを低く抑えるため製造方法を変更した現行ワクチンが09年に承認された経緯がある。  厚労省は今回のデータを31日の厚生科学審議会小委員会に報告する予定で、今年7月と10月に接種後の死亡例が2件相次いだ点とともに、安全性をめぐる議論の焦点になりそうだ。  厚労省と医薬品医療機器総合機構によると、9件のうち7件は発症後に回復したか軽快したケースで、1件は不明、残る1件は後遺症がある。後遺症の1件は昨年8月末に接種を受けた10歳未満の男児のケースで、接種の17日後に症状が出た。  これらは薬事法に基づく副作用報告として寄せられたもので、予防接種制度に基づく報告とは別ルートのため、同省が内容を精査している。(山陽)

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