Friday, October 26, 2012

接種後死亡、調査せず、日本脳炎ワクチンで国


日本脳炎の予防接種を受けた子どもが急性脳症を発症して7月に死亡した事例を、厚生労働省が自治体からの報告で9月上旬に把握したにもかかわらず、その後、詳細な調査を実施していなかったことが26日、関係者への取材で分かった。  同省は「当時、同様の死亡例などが他になく、緊急の対応が必要な状況ではないと判断した」としているが、過去の予防接種禍の被害者からは対応の鈍さを批判する声も出ている。  今月17日には岐阜県で男児(10)が接種直後に心肺停止となり急死。短期間に死亡例が2件となったのを受け、厚労省は急きょ7月のケースについても関係自治体に情報収集を要請した。  厚労省によると、7月に死亡したのは10歳未満の子ども。日本脳炎ワクチン接種後に急性脳症を発症し、約1週間後に死亡した。接種した医師は8月29日に自治体に報告し、自治体は9月7日に厚労省に報告した。  報告書には、接種日時や使用したワクチン名のほか、接種から死亡までの容体の変化が大まかに記載され、アレルギーや持病の有無を記した書面が添付されていた。  一方、解剖実施の有無や結果を記す「剖検所見」欄には記載がなく、病状の詳細な経過も不明で、接種との因果関係についての医師の見解も示されていなかった。( 山陽)

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