医療法人「豊岡会」(愛知県豊橋市)の診療報酬不正受給問題で、厚生労働省東海北陸厚生局は1日までに、健康保険法に基づき、豊岡会が運営する一部病院の保険医療機関の指定を近く取り消す方針を固めた。同省関係者への取材で分かった。
関係者によると、取り消しは運営する4病院のうち、はまなこ病院(浜松市、医療用ベッド数116)と岡崎三田病院(愛知県岡崎市、同162)になる見込み。高齢者を中心に糖尿病など慢性疾患を抱える患者を長期入院で受け入れる「療養病棟」が主体で、取り消しにより医療費の全額が患者負担になる。転院などで地域に密着した医療サービスを受けられなくなる恐れもある。
昨年10月、介護報酬約24億円の不正受給が明らかになり、今年3月に診療報酬でも5年間で過去最大規模の約50億円の不正が発覚。厚生局は水増しのため虚偽書類を届け出ていたとみて、浜松とよおか病院(浜松市)と豊橋元町病院(愛知県豊橋市)を加えた4病院を監査していた。
2006年からの5年間で、はまなこ病院で9億円程度、岡崎三田病院で15億円程度の不正請求を確認したとみられる。(山陽)
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