北海道旭川市の旭山動物園は10日、5日に死んでいるのが見つかったシロテテナガザルを病理解剖した結果、寄生虫エキノコックスが原因になるエキノコックス症が死因だったと発表した。
土に混ざった卵が餌に付着するなどして飼育施設に入り込んだとみている。卵が直接、口に入らない限り人にうつることはないため、来園者にうつる恐れはないという。
エキノコックスは通常、キツネや犬に寄生するが、人間に寄生した場合には重い肝障害を引き起こすことで知られる。
死んだのは旭山動物園で生まれた3歳の雄。今年春から腹の膨らみが目立ち始め、10月の検査で肝臓に腫瘤が見つかったが、大きいため摘出を断念。解剖の結果、肝臓にエキノコックス症による腫瘍が見つかった。同じ施設にいるシロテテナガザル2頭にも寄生していないかどうか検査する。
園では1994年にローランドゴリラとワオキツネザル、96年にシロテテナガザルがそれぞれ1頭ずつエキノコックス症で死んだ例がある。(山陽)
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