Thursday, December 12, 2013

米FDA、家畜の抗生剤使用抑制 耐性菌防止で


 米食品医薬品局(FDA)は11日、家畜への抗生物質の使用を抑制するよう関係業界に求める対策を発表した。薬剤に耐性を持つ菌ができる温床となって人に健康被害を及ぼすのを防ぐのが狙い。最終的には人の感染症に有効な抗生物質の家畜への使用全廃を目指す。  対策では、動物向け医薬品を製造する企業に対し、牛や豚、鶏などの成長を早めたり、少ないえさで体重を増やしたりする目的で抗生物質を使わないよう添付説明書に明記を求める。家畜の病気を治す場合でも獣医師の処方を得ることを推奨する。  薬剤耐性菌は免疫力が落ちた高齢者や患者の間で集団感染を引き起こし、薬が効かないため重症化して死亡する例もある。米国では抗生物質の8割が人でなく家畜に使われていると推計され、家畜の体内でできた耐性菌が食品や自然環境を通じて人に伝わる危険が指摘されている。(山陽)

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