Sunday, January 08, 2012

飲料水中のヒ素、効率的に除去する新材料開発

飲料水に含まれる有毒なヒ素を効率的に除去できる新材料を、物質・材料研究機構(茨城県つくば市)が開発した。
 井戸水のヒ素汚染が深刻なアジアや南米、アフリカでの活用が期待される。今後、国内外の民間活動団体(NGO)や企業と協力して実用化を急ぐ。
 同機構資源循環設計グループのシェリフ・エル・サフティ主幹研究員らは、表面に5~8ナノ・メートル(ナノは10億分の1)の穴が無数に開いた酸化アルミニウムの多孔質体に注目。ヒ素だけ吸着させる化合物を、穴の内壁に敷き詰めた。
 ヒ素の濃度を2ppm(日本の基準値の200倍)にした水道水に粉末の除去材を加えたところ、半日後の除去率は約90%。2段階の浄化により、ほぼ完全に除去できた。(読売)

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