川内村、子どもが戻る住宅除染へ
145世帯対象
東京電力福島第1原発事故を受け、避難住民に向けて「帰村宣言」した福島県川内村は1日までに、子どもがいる145世帯を対象に村内の住宅除染を近く始める方針を決めた。3月末までに完了させ、同24、25日に避難先の郡山市から本来の庁舎に戻す村役場の正常化、4月からの学校、診療所などの再開に合わせたい考えだ。
村によると、県内外で避難生活を送る住民は約2600人。「戻れる人は戻る。心配な人は様子を見てから戻る」との帰村宣言を週内にも広報紙で周知するとともに、帰村するかどうかの意向調査も行う予定。
帰村に二の足を踏む住民からは「戻ったら東電からの補償が減るのではないか」という懸念が出ており、村は「戻る人と戻らない人で差別しないでほしい」と東電に求める。
文部科学省によると、村内の積算線量推計値は大部分で年1~5ミリシーベルト。村は「安全性は確保された」としている。
村の除染は、昨年11月から公共施設や学校を優先的に実施。農地は4月以降、森林は2013年度以降に20~30年かけて行うとした。(山陽) Tweet

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