木材の放射線量自主基準値設定へ
汚染石受け、安全性PR
福島県浪江町の砕石場の放射性物質に汚染されたとみられる石がマンションなどに使われ、建材への不安が高まる中、木材業界が県産木材の安全性をPRしようと、出荷する木材の放射線量の自主基準値を作ることを28日までに決めた。
県木材協同組合連合会が、木材業者や建築業者、設計士で構成する認証制度検討委員会を設置し、4月までに基準値を作る。
基準値は、原発の警戒区域内に一時帰宅する住民らが、区域外に退出する際に除染が必要となる値などを参考にする。
出荷時に木材の表面線量を測り、基準をクリアすれば証明書を発行する方向で検討を進めている。証明書には詳しい生産地も表示する考え。
同連合会はこれまで、林野庁や県に対し木材の出荷基準の設定を求めてきたが実現していない。汚染石問題が発覚して以降、消費者からは木材に対する懸念の声が強まっていたという。
連合会の宗形芳明専務理事は「本来は行政機関がやるべきだが、自主基準値があれば安全性を示す根拠になる。今後の復興住宅の建設で風評被害を防ぐためにも基準を作りたい」と話している。(山陽) Tweet

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