Thursday, January 26, 2012

WHOが2月に国際会議、テロ懸念の鳥インフル研究で

日欧の科学者による鳥インフルエンザウイルス研究について、米政府・科学諮問委員会が生物テロに利用される懸念があるとして論文の一部削除を求めた問題で、世界保健機関(WHO)が2月16日からジュネーブで研究の在り方を議論する国際会議を開くことが26日、分かった。
 会議には、論文を科学誌に投稿した東京大医科学研究所の河岡義裕教授をはじめウイルス研究に関わる科学者や、インフルエンザ対策の専門家などが出席して議論する。
 河岡教授らは、H5N1型鳥インフルエンザウイルスがどういう遺伝子変異をすると感染しやすくなるかを、動物実験で示した論文を投稿。諮問委の削除要請を受け、世界の科学者39人は安全性を訴えるなどの目的で自主的に研究を60日間停止するとの声明を出した。
 また河岡教授は25日付の英科学誌ネイチャーで「新型インフルエンザ対策に必要な研究を遅らせる」と諮問委の要請に反論する意見を発表した。(山陽)

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