Sunday, January 22, 2012

工場制御システムがウイルス感染…操業停止も

自動車や化学工場の製造ラインを管理する制御システムが「コンピューターウイルス」に感染し、操業停止に追い込まれるなどの深刻な被害が昨年3月までに少なくとも10件発生していたことが経済産業省の調査でわかった。
 外部ネットワークから隔離され、ウイルス被害を受けにくいとされてきた制御システムで、被害が相次いでいたことが明るみに出るのは初めて。制御システムを狙うサイバー攻撃は海外で増加しており、同省は来春までに安全性を審査する機関などを新設する方針を決めた。
 同省は2009年と昨年、2度にわたり、メーカーなど延べ約330社を調査。自動車メーカーの工場で08年12月、製造ラインに組み込まれているコンピューター約50台がウイルスに感染していた。また、別の自動車工場では設備系コンピューター約100台が感染、石油化学プラントでもウイルス感染でシステムが完全に使えなくなり、いずれも一時操業停止に追い込まれていた。数日間停止したケースもあった。(読売)

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