汚染石の使用現場は千カ所か、経産省、流通の特定難航
耐震補強工事に放射性物質に汚染されたとみられる石が使われた小学校の校舎。高い放射線量は測定されていないという=18日午後、福島県二本松市 福島県浪江町の砕石場で放射性物質に汚染されたとみられる石がマンションなどに使われた問題で、この砕石場の石やコンクリートが県内千カ所近くの工事現場で使われていた可能性のあることが18日、経済産業省への取材で分かった。
経産省が流通ルートを調べているが、少量販売の場合、建設会社の間で伝票などの記録を残さずに取引していたケースもあるといい、流通範囲の特定は難航している。
また、浪江町の砕石場から出荷された石が、同県二本松市内にある民家の庭先の敷き砂利として使われたことが新たに判明、ゴルフ場に出荷されたことも分かった。
これまでに二本松市の小学校の耐震補強工事や通学路、同県川俣町の町道などでの使用が確認されている。
二本松市は昨年3月の原発事故以降、市内であった道路や学校など公共工事の現場約160カ所で放射線の測定を進めているが、18日現在、高い放射線量の場所はないという。
(山陽) Tweet

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