南海地震の長周期地震動、大阪平野で特に大きく
高層ビルなどを大きく揺らす長周期地震動が、南海地震では大阪平野や徳島県の吉野川下流域で特に大きくなることを示す予測地図を、政府の地震調査研究推進本部が13日公表した。
予測地図は、1946年の南海地震(マグニチュード8)をもとに作製。長周期地震動の揺れの周期がそれぞれ3秒、5秒、7秒、10秒の場合について、揺れの強さを示した。いずれの周期でも、大阪平野、吉野川下流域をはじめ、名古屋市を含む濃尾平野、京都盆地、奈良盆地、琵琶湖周辺で揺れが強くなる。これらの地域では、揺れの継続時間も5分以上と長くなると予測している。
震源から約200キロ離れた大阪平野は揺れが特に強く、周期3秒の場合、30階建てビルの揺れ幅が大阪・舞洲で最大約1・3メートル、東大阪市役所周辺では同約1・1メートルに達するという。
長周期地震動は、周期が数秒以上のゆっくりとした揺れで、高層ビルや石油タンクを大きく揺らす。震源から遠い地域にも伝わり、地盤が軟らかい平野部などで増幅しやすい。(読売) Tweet

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