松山大発 薬膳スープ スタミナ 美肌 ストレス解消
学生3種類開発 学食提供、レシピも公開
松山大の学生グループが、“体にやさしい”3種類の薬膳スープを開発した。学生の食生活改善などが目的で、同大学の学生食堂で週替わりで提供されているほか、専用携帯サイトで公開されているレシピを参考に調理も可能。今月中に、松山市内の居酒屋でメニュー化される。(浅野友美)
約250の食関連企業が参加し、環境や健康に良い商品開発などに取り組む社団法人「エコ食品健究会」(神奈川県相模原市)がサイトで薬膳料理を勧めていることを、同大学職員が知り、大学独自のスープ開発を企画した。
地域活性化などに取り組む学生らのNPO法人「Muse」に依頼し、薬、経営両学部の2、3年生計9人のメンバーでチームを結成。昨年6月に着手した。同会関係者を招き、大学生協関係者と薬膳などについて“受講”。肌荒れ防止やスタミナ増強、便秘解消など、日常生活で改善したい事例を挙げて漢方の原料を調査し、食事に取り入れやすいみそ仕立てのスープ3種類を完成させた。
10月から、学生食堂で週替わりでの提供を開始。干したミカンの皮〈陳皮(ちんぴ)〉を加えた「美媛汁(えひめしる)」(26円)は、ストレス改善が期待できるといい、便通を良くする里芋やコンニャク入りの豚汁「美潤汁(びじゅんしる)」(94円)には、不老長寿や美肌の効果があるとされる〈白きくらげ〉をトッピングした。玉ネギや卵、ニンジンが使われた「美力汁(びぢからしる)」(73円)には〈山芋〉のとろろを載せ、スタミナアップを図った。
「少し苦い」との意見もあるというが、美潤汁が一番人気で、1日20~30杯は売れているという。
3品のレシピは、携帯サイト「体スッキリオイシイ薬膳」(http://oisy‐yakuzen.jp/)から無料で閲覧可能。松山市歩行町の「居酒家 華々(はなはな)」は、経営者が同大学OBで、メニューとして出すことが決まった。
2010年10月の同大学生協調査で、朝食を食べる学生は50%にとどまっており、チームリーダーの薬学部2年内藤菜々栄さん(19)は「食生活を見直すきっかけにしてほしい」と期待している。(読売) Tweet

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