厚労省、受診ごとに再診料請求、12年度報酬改定で提案
厚生労働省は13日、来年4月から、同じ日に同じ病院で複数科を受診した患者に対し、再診料を重ねて請求できるよう見直すことを中央社会保険医療協議会(中医協)に提案した。
再診料は、問診など基本的な診療行為の費用だが、複数受診した場合、最初の診療科にしか支払われないため、病院団体など診療側から「2科目以降の医師の技術料が正当に評価されていない」と不満が出ていた。
一方、健康保険組合など医療費の支払い側は「同じ日に同じ病院に再診料を2回払うのは患者として納得し難い」と反論している。厚労省は支払い側と診療側の合意が得られれば、2012年度診療報酬改定に反映させる。
再診料は200床未満の病院だと690円。現在の仕組みでは、高血圧で内科の診察を受けた後、同じ日に花粉症で耳鼻科を受診すると、内科だけが再診料を請求できる。ただ耳鼻科の診察を翌日に回すと、耳鼻科にも再診料が支払われる。
厚労省は、同一日の複数科受診でも、2科目までは再診料を算定できるようにする方針。初診料(2700円)の場合は現在、二つ目の診療科でも半額の1350円を請求している。(山陽) Tweet

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