処方ミス多発で薬品名変更へ、大日本住友の高血圧症薬
大日本住友製薬は13日、同社が販売する血圧を下げる薬「アルマール」について、名称が似ている別の薬を医師や薬剤師が処方するミスが多発しているため、薬品名を変更することを明らかにした。昨年12月、厚生労働省に変更を申請しており、早ければ6月から新しい名称で販売する。
アルマールとの取り違えが多いのは、血糖値を下げる薬「アマリール」。フランスの製薬会社「サノフィ・アベンティス」が販売している。
大日本住友によると、これまでに報告された処方ミスは15件。うち5件は誤ってアマリールを処方したため低血糖や意識障害などの健康被害が発生、2000年に北海道の病院で起きた処方ミスは、腎不全の80代男性の死亡につながった。医師によるコンピューターの入力ミスや、薬剤師がカルテを読み間違えるケースが多い。
大日本住友は薬局への注意喚起などを行ってきたが、処方ミスがなくならないため、昨年8月に厚労省から薬品名を変えるよう要請があり、変更を決めた。アマリールは変更予定はないという。
アルマールは1985年に発売され、2010年度の売上高は26億円。アマリールは00年から日本で発売され、10年の売上高は292億円。(山陽) Tweet

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