HPで施術前後の写真だめ、厚労省、美容クリニックに指針
厚生労働省は15日までに、美容整形や脱毛、脂肪吸引などを行う医療機関を対象に、ホームページ(HP)での宣伝を規制する指針を、2012年度中に策定することを決めた。限られた成功例を強調する施術前後の写真や患者の体験談は、掲載を禁じる方針だ。
医療機関の広告は医療法で厳しく制限され、雑誌広告などは現状でもこうした表現が禁止されているが、HPは対象外。美容クリニックなどのHPを見て訪れた患者が高額な費用を請求されたり、施術結果が不本意だったりといったトラブルが増え、厚労省はルールが必要と判断した。
優れた医療機関と誤認させる「ナンバーワン」「芸能プロと提携」などの文言や、「キャンペーン中で今だけ90%オフ」のような費用の安さを過度に強調する表現も禁止する方向だ。
国民生活センターによると、美容クリニックの宣伝内容などをめぐる相談は、05年度は432件だったが、10年度には759件に増えた。
指針では、術後の痛みや副作用、必ずしも期待通りの効果がない場合があることなど、リスクも知らせるよう求める。(山陽) Tweet

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