医師30人が原発再稼働に反対
患者避難の仕組みが未整備
諏訪中央病院(長野県茅野市)の鎌田実名誉院長ら医師約30人のグループは11日、「東京電力福島第1原発と同様の事故が起きても現段階では認知症などの患者を速やかに避難させる仕組みが整っていない」などとして、原発の再稼働に反対する声明を発表した。
東京都内で開かれた記者会見には、呼び掛け人代表で佐賀市のクリニック院長満岡聡医師と、医師でもある社民党の阿部知子衆院議員が出席。
満岡医師は、今回の事故では患者避難の仕組みが十分でないことが原因で亡くなった認知症や寝たきりの患者らがいると指摘。「事故後も対策が取られていない現状では、原発を再稼働すべきではない」と訴えた。
声明では、原発事故対策として、携帯電話がつながらない場合の情報伝達手段の確保や患者一人一人の避難先、避難方法を決めておくことなどを国や自治体に求めた。(山陽) Tweet

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