ワクチン、皮膚に貼り効果長持ち
インフル不活化、米チーム
マウスの実験に用いられた、微細な針が並ぶシート(米の研究チーム提供) 皮膚に貼る方法でインフルエンザの不活化ワクチンを接種すると、従来の筋肉注射よりも効果が強いまま長持ちさせられることを、米国の研究チームがマウスの実験で確かめ、11日付の英科学誌に発表した。
病原体を攻撃する免疫応答に関わる細胞が、筋肉よりも皮膚に多くあるためとみられる。
接種して9カ月後も、ウイルスを防ぐ抗体のレベルを高く保った。チームは「注射だと、抵抗力のない子どもや高齢者で早く効果が薄れる。貼るタイプを使えばインフルエンザが関係する死亡率を減らせるのではないか」としている。
実験では、長さ約0・7ミリの微細な金属製の針が計50本並んだ小さなシートにワクチンをつけ、マウスの背中の皮膚に5分間貼り付けた。別のマウスには同量のワクチンを脚の筋肉に注射した。
9カ月後に比較すると、注射で接種したマウスのほぼ4割では、感染を防ぐことができないレベルまで抗体の強さが落ちたが、皮膚で接種したマウスは全てが強い抗体を維持した。(山陽) Tweet

0 Comments:
Post a Comment
<< Home