徳島県は3日、徳島市の保育所に給食食材を販売している業者が扱う乾燥シイタケの一部から、国の新基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムを検出したと発表した。
県によると、基準値超えの乾燥シイタケは徳島市の業者が大阪市の業者から仕入れた12キロのうちの1袋。12キロのうち1キロほどが四つの保育所で給食として出されたが、それらが基準値を超えていたかどうかは不明という。大阪市の業者がどこから仕入れたのかは調査中。
発覚したのは、心配した保育所の保護者が徳島市の業者から購入し、民間検査機関に依頼したのがきっかけ。この検査で基準値近くの90ベクレルを超える数値が検出された。
同じ保護者が持ち込んだシイタケの袋を保健所で検査した結果、基準値を超える179ベクレルを検出した。しかし12キロのうち、別の袋のシイタケを検査すると、基準を下回る61ベクレルだった。
検出値にばらつきがあることについて、県安全衛生課は「複数の産地のシイタケを一袋に詰めることがあるため、偏りもある」と説明した。
12キロのうち3・5キロは回収済みか回収見込み。(山陽)
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