Thursday, June 14, 2012

印刷会社の胆管がん、死亡5人に、衛生管理者不選任も


大阪市にあるオフセット校正印刷会社の元従業員らが胆管がんを発症した問題で、新たに元従業員の男性1人が胆管がんを発症し、死亡していたことが13日、厚生労働省などへの取材で分かった。同社では計9人が発症し、うち計5人が死亡していることになった。  同社が労働安全衛生法で定められている衛生管理者や産業医を選任していなかったことも判明し、大阪中央労働基準監督署は5月30日付で是正勧告。不適切な管理態勢が発症につながった可能性もあるとみて原因の特定を進めている。  同社の顧問弁護士は「資格を持った人が途中で辞めてしまい、管理者を置いていなかったのは事実。勧告を真摯に受け止め、是正に努めている」としている。  問題は5月に発覚。同社で、少数部を印刷して誤植や発色を確認する校正印刷部門の元従業員らが発症していた。  宮城県や東京都の印刷関連の事業所で元従業員計2人が胆管がんを発症し、うち1人が死亡したとの相談も寄せられており、同省は全国の校正印刷事業所など約500社に立ち入り調査、同様の疾患がないか確認する。(山陽)

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