Monday, June 18, 2012

除染効果、一定時間で限界、復興相、自治体に説明


平野達男復興相は17日、東京電力福島第1原発事故で全町避難している福島県浪江町の馬場有町長と同県二本松市の仮役場で会い、除染事業について、一定時間を超えて洗浄を続けても効果は限定的との実験結果を示した。  旧緊急時避難準備区域の同県広野町で昨年度に実施した実験では、道路の線量が除染前の毎時0・14マイクロシーベルトから、150秒間の高圧洗浄後には同0・09マイクロシーベルトまで下がった。しかし、さらに500秒まで洗浄を続けても同0・08マイクロシーベルトと微減にとどまった。  平野氏は会談後、記者団に「除染すればすぐにでも線量が下がるという誤解を地元に与えていたかもしれない」として、新たな除染技術の開発に取り組む考えを表明。自然放射線を除いた追加被ばく線量を年1ミリシーベルト以下にするとした政府目標については「変えるつもりはない」とした。  平野氏は遠藤雄幸川内村長、遠藤勝也富岡町長にも同じ実験結果を示している。(山陽)

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