Thursday, September 27, 2012

野生マウスに高い再生能力、哺乳類で初確認


体の一部が傷ついても元通りに修復するトカゲやヤモリに似た高い再生能力を、哺乳類では初めてアフリカにすむ野生のトゲマウスで確認したと、米フロリダ大やケニアの研究チームが27日付英科学誌ネイチャーに発表した。  背中の皮膚がはがれたり耳の組織が傷ついたりしても、体毛のもとになる細胞や軟骨を含めて元通りになった。哺乳類に従来考えられていた以上の再生能力があるのを示した形で、失われた体の機能を取り戻す人の再生医療の可能性を広げる研究結果といえそうだ。  チームはこのマウスを手などで捕まえようとすると、毛が生えた皮膚を大きく脱落させながら逃げ出そうとするのを確認。詳しく観察すると、1カ月程度で毛のもとになる細胞を備えた皮膚が再生した。耳に小さな穴を開けても軟骨を含む組織が同様に元通りになった。  このマウスの皮膚はほかの種類より格段に軟らかくはがれやすい構造になっていた。はがれた後の再生能力と併せて、外敵から逃れて生き延びる手段になっていると研究チームはみている。(共同・山陽)

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