赤と緑が見分けにくい色覚障害者でも色合いが分かるように画像を変換するスマートフォン(多機能携帯電話)用のアプリケーションを、鹿児島大の大塚作一教授(認知心理学)が開発し、14日発表した。企業と協力して、数カ月から1年程度で商品化を目指す。
日本眼科学会によると日本人の男性の約5%、女性の0・2%は、本来は反対色である赤と緑が同系色に見えて識別が難しい色覚障害を持つ。
開発したアプリは、赤と緑を、色覚障害者でも反対色に見える黄色と青にそれぞれ変換する仕組み。スマートフォンやタブレット端末のカメラで見分けたい物を写すと、画面上には元の画像と色を変換した画像とが交互に表示される。
色覚障害者でもコントラストが直感的に把握できるため、例えば肉の焼けた部位と生焼けの赤い部位とを見分けることも可能になるという。
色覚障害者が実際に見ている「赤と緑があいまいな画像」に変換して健常者向けに表示する機能もあり、大塚教授は「見え方の違いを理解し合うツールとして活用してほしい」と話している。(山陽)
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