Monday, July 29, 2013

福祉手帳の性別削除へ性同一性障害に配慮


性同一性障害(GID)の人が心と異なる性別の記載を苦痛に感じていることに配慮し、厚生労働省がGIDの人の一部が所持する「精神障害者保健福祉手帳」の性別欄を2014年にも削除する方向で検討に入ったことが28日、同省などへの取材で分かった。  GIDの人らでつくる団体によると、マイノリティーの苦痛に目を向け国がこうした文書から性別を削除するのは初めてとみられ、国所管の他の証明書や公文書にも広がることが期待される。厚労省によると、保健福祉手帳は精神疾患によって生活に支障が出ている人に交付される。GIDは精神疾患の一つとされるが、診断だけでは交付の対象とならない。  手帳によって税の控除や一部交通機関の運賃割引などの支援を受けられるが、厚労省は「割引などは性別とは関係ない」と判断。今後省令の改正作業を進め、パブリックコメント(意見公募)などを経て都道府県と政令市が新しい手帳を交付する。  厚労省などによると、保健福祉手帳は障害者手帳の一種で、昨年3月時点で所持者は約63万5千人。このうちGIDの人の数は分かっていないが、心に重い悩みを持ち続けた結果、別の精神疾患を発症するケースもあるという。(山陽)

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