カネボウ化粧品は23日、「使用したら肌がまだらに白くなった」といった被害報告が相次ぎ、自主回収を進めている同社と子会社の美白化粧品について、2250人の利用者から重い症状の申し出があったと発表した。症状が確認された利用者には医療費や医療機関への交通費、慰謝料を支払う方針。補償基準の詳細は今後検討する。
カネボウは「完治するまで責任を持って対応する」ことを基本方針とした対策本部も設置した。
夏坂真澄社長は東京都内で記者会見し「発症された全ての方におわびしたい。これだけの数になったことに驚いている」と陳謝。その上で「(症状は利用者個々人の)病気であるという思い込みがあった」と述べ、実態把握が遅れた初期対応の誤りを認めた。
カネボウには19日現在で、利用者計6808人からまだらに白くなる「白斑」症状に関する申し出があり、このうち2250人が「3カ所以上の白斑がある」「大きさが5センチ以上ある」など重い症状を訴えた。
申し出のあった利用者を順次訪問して実態把握に努めており、19日までに3181人を訪問。家庭にあると推定される製品約45万個のうち、8割に当たる約36万個を利用者から回収した。(山陽)
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