山形県酒田市の日本海総合病院(栗谷義樹院長、646床)で昨年4~5月、白内障の手術で別の患者の眼内レンズを挿入するなどの手術ミスが2件起きていたことが13日、情報公開請求に基づく開示文書などで分かった。
どちらの件も再手術が施されたが、病院を運営する山形県・酒田市病院機構は「医療事故だが、重い後遺症があるなどのケースではない」として公表していなかった。
病院によると、昨年5月、白内障にかかった50代の男性患者の手術で、他の患者のために準備した適合しない眼内レンズを間違って挿入。カルテ記入時に医師が気付き、再手術した。これに先立つ4月には、循環器に障害がある50代の男性患者に心臓のペースメーカーを埋め込む手術をした際、本体を胸壁に固定し忘れたまま縫合。翌日になって再手術して固定した。
いずれのケースでも患者に説明し、費用は病院側が負担した。
同機構では、医療事故を六つのレベルに分け、患者が死亡した「レベル5」と重い後遺症があった「レベル4」のみを公表しているが、2件についてはいずれも「レベル3」としていた。
日本海総合病院の担当者は「公表については基準に従っており問題はないと考えている。再発防止策も実施している」としている。(山陽)
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