ビール大瓶を毎日1本以上に相当するお酒を飲む女性は、時々しか飲まない女性に比べて、脳卒中になるリスクが約1・5~2倍高いなどとする大規模調査結果を、大阪大や国立がん研究センターが25日発表した。
多量の飲酒が脳卒中の発症リスクを高めるとの調査結果は男性についてはあったが、国内で女性を対象にした調査は初めてという。
国内9保健所管内に住む40~69歳の健康な女性約4万7千人を平均17年間追跡し、飲酒量と脳卒中や心筋梗塞などの発症との関係を調べた。
その結果、月1~3回の「時々飲む」とした人に比べて、1日平均日本酒なら1合以上2合未満、ビール大瓶なら1本以上2本未満に相当する量のお酒を飲む人は脳卒中になるリスクは1・55倍、1日平均日本酒2合以上またはビール2本以上では2・30倍、それぞれ高かった。
脳卒中のうちでも特に脳内出血のリスクが顕著で、1日日本酒2合以上(ビール大瓶2本以上)飲む人で2・85倍になった。心筋梗塞では発症者が少なく、はっきりした傾向がみられなかった。
調査結果をまとめた大阪大の池原賢代特任助教(公衆衛生学)は「女性の飲酒機会が増えているが、健康維持のためには、1日に日本酒1合未満、ビールなら大瓶1本未満に節酒するのが望ましい」と話している。(山陽)
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