Thursday, March 27, 2014

大腸がん薬投与後4人死亡 バイエルに注意改訂指示


厚生労働省は26日、バイエル薬品の大腸がんの抗がん剤スチバーガ錠(一般名レゴラフェニブ水和物)の投与を受けた患者4人が劇症肝炎や肺に酸素を取り込みにくくなる間質性肺炎を起こし、死亡したと発表した。  厚労省は副作用で死亡した可能性が否定できないとして、バイエル薬品に対し、添付文書の使用上の注意を改訂し、患者の状態を十分に観察するなどの注意喚起を徹底するよう指示した。  スチバーガ錠は切除できない再発の結腸がんや直腸がんで用いられる分子標的薬。年間約2600人が使用している。発売された2013年5月から今年1月の間に、劇症肝炎や間質性肺炎などの報告が7人であり、うち4人が死亡した。(山陽)

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