Tuesday, March 25, 2014

大気汚染死者、世界で700万人 WHO、各国に対策促す


世界保健機関(WHO)は25日、2012年に大気汚染に関連した死因による死者が世界で推定約700万人に上ったとの報告書を発表した。全死者の8分の1に当たる。WHOは「大気汚染を改善することで(年間)数百万人の命を救える」として、各国政府に対策を急ぐよう促した。  特に虚血性心疾患などの心臓疾患やがんとの強い関連性があるという。地域別では、中国など西太平洋地域や東南アジア地域の低中所得国で汚染による人体への影響が最も強く見られた。  WHOのネイラ公衆衛生環境局長は「(700万人は)極めて大きな数だ。(報告書が)各国の政策促進につながることを願っている」と述べた。  「大気汚染」には屋外だけでなく、料理や暖房などによる屋内での汚染も含まれ、特に発展途上国で深刻とされている。  WHOの専門組織、国際がん研究機関は昨年10月、微小粒子状物質「PM2・5」など大気汚染物質による発がんリスクを5段階の危険度のうち最高レベルに分類したと発表した。(山陽)

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