Monday, March 31, 2014

男児は肥満、女児は痩せ 小5、厚労省3万人調査


2001年生まれの子どもの健康状態などを継続的に把握する厚生労働省の「21世紀出生児縦断調査」で、同省は27日、12年に11歳(小学5年生)になった約3万2千人のうち、男児で25・0%に肥満傾向があり、女児では28・9%に痩せ傾向がみられると発表した。  男児約1万7千人、女児約1万5千人の保護者に子どもの身長、体重などを回答してもらい、標準体重と比較。男児では「肥満」「太り気味」を合わせ25・0%、女児では14・0%だった。一方で「痩せすぎ」「痩せ気味」は男児14・2%、女児28・9%だった。  保護者に「子どもの日常生活で気になることや悩み」を尋ねた結果、肥満傾向がある子どもの場合は「体を動かして遊ぶことが少ない」「食生活に関すること(好き嫌いや食事量など)」が多かった。学校が終わった後、夕食以外におやつなど間食を取る頻度は、肥満傾向とあまり関係がみられなかった。(山陽)

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