東京湾の放射性物質 「調査態勢強化を」県議会知事答弁
森田健作知事は二十三日の二月定例県議会本会議で、放射性物質が河川などを通して東京湾に流れ込む懸念について「放射性物質の動きを把握することは極めて重要だ。調査態勢の強化を国に求める」と答弁した。民主党の横堀喜一郎議員の代表質問に答えた。
これに関連して石渡哲彦副知事は、二月から東京湾産の魚介類の放射性物質検査を強化していることを明らかにし、「すべての検査で暫定規制値を大きく下回っている」と述べた。検査は週一回から四回に増やしているという。
環境省の昨年十月の調査では、東京湾に流入する海老川の八千代橋付近(船橋市)の川底から一キログラム当たり六四〇〇ベクレル、江戸川では新葛飾橋付近(松戸市)で一三六〇ベクレルの放射性セシウムが検出されている。
県水質保全課によると、同省は昨年十月から県内四十九地点の河川や湖沼、水源地などでモニタリングを実施。このうち東京湾の流入河川は江戸川水系や海老川(船橋市)など十六地点で、国は調査を継続する一方、東京湾内の海底や生物などの調査も検討しているという。 (小川直人)(東京) Tweet

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