Tuesday, February 21, 2012

がん検査の混乱を「隠蔽」

国立がんセンター東病院
 国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)のがん検査の問題を指摘する内部告発を受け、事実関係を調べていた国立がん研究センター(東京都中央区)の調査委員会は20日、検査結果が正常か異常かを判断する「基準値」が頻繁に変更される混乱があったのに、検査の担当部署が隠蔽していたと発表した。
 記者会見した調査委員長の嘉山孝正・同センター理事長は「病院内で報告されるべきことが、されていなかった。隠蔽と取られても仕方ない」と謝罪。調査を続け、関係者の処分を検討する意向を示した。混乱による健康被害は確認されていないが、患者1人が追加の検査を受けたという。
 嘉山理事長らによると、東病院の臨床検査部では2005~09年の間、一部のがん検査の基準値を頻繁に変更。複数の技師が検査内容を十分理解していなかったことが原因といい、医師らに相談しないまま変更していたという。(山陽)

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