レアメタル頼り解消?…排ガス、酸化銅で浄化
自動車の排ガスを浄化する触媒を、安価な銅の酸化物を使って作り、一定の窒素酸化物(NOx)を浄化できることを、大阪大工学研究科や日本原子力研究開発機構、ダイハツ工業などが発見し、7日発表した。
これまで中国などからの輸入に依存する高価なレアメタルを使っていたが、代替品として実用化を目指す。
自動車の触媒にはパラジウムやプラチナ、ロジウムなどのレアメタルが使われ、排ガス中の有害なNOxや一酸化炭素(CO)を反応させ、無害な窒素や二酸化炭素にする。
同研究科の笠井秀明教授らは計算や大型放射光施設「SPring―8(スプリング8)」(兵庫県佐用町)を用い、様々な金属の原子や化合物を比べ、酸化銅にはNOxがくっついて反応しやすいことを突き止めた。
自動車では排ガスのNOxを99%浄化する必要があるが、酸化銅を使った実験では6~7割を浄化できたという。銅の単価はロジウムの1万分の1程度。笠井教授は「レアメタルの消費量削減につなげたい」と話している。(読売) Tweet

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