Thursday, March 08, 2012

原発事故への適用に期待

放影研の諮問委員会
 広島と長崎の被爆者の健康を日米共同で調査する放射線影響研究所(広島市・長崎市)の研究内容を審議する科学諮問委員会が7日、終了した。酒井一夫座長(放射線医学総合研究所)は「(放射線を浴びた人についての)たばこなどの生活習慣ががんリスクに与える影響の研究は、福島の原発事故にも適用できる」として今後の研究に期待を示した。
 酒井座長らによると、委員会では原発事故後の線量測定や福島県民の健康管理調査への協力について担当者が報告。委員会は、放射線の影響を左右する原因の研究や、放射線に関する情報の積極的な発信を求めた。
 放影研の大久保利晃理事長は「可能なものから着手していきたい」と話した。
 また、広島と長崎で計約1万3千人が原爆投下直後に放射性降下物を含む「黒い雨」を浴びたとされるデータについては、委員会でも利用の検討が促された。放影研は既に、使用可能なデータの追究を進めている。(山陽)

0 Comments:

Post a Comment

<< Home