在宅避難世帯の2割が不眠訴え
石巻、女川で支援団体調査
宮城県石巻市と女川町で、東日本大震災の津波などで損壊した自宅に住み続けている「在宅避難」の世帯への聞き取り調査の結果、20%で本人や家族が不眠などの精神症状を訴えていたことが3日、分かった。医師らでつくる支援団体「石巻医療圏健康・生活復興協議会」が明らかにした。
同団体によると、両市町の在宅避難者は約4千世帯、約1万5千人に上る。行政による実態把握が困難なため、健康調査が実施されていないなど仮設住宅の入居者に比べて十分な支援を受けていない。
同団体は昨年11月からこのうち2850世帯に対する健康や生活などの聞き取り調査を実施。その結果、20%の世帯で本人や家族が不眠や不安などの精神症状を訴えた。大半は「生活が楽しめない」など軽いものだったが、自殺願望など重度の訴えも5%に上った。
また、悩みを相談できる友人がいないとの回答が22%、近所に親しい友人がいないと答えた世帯は29%に上り、在宅避難者が孤立しやすくなっている現状が浮かんだ。(山陽) Tweet

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