文部科学省は16日、昨年3月から8月にかけて公表した東京電力福島第1原発周辺の海水や海底の土に含まれる放射性セシウム濃度の一部データについて、実際よりも数%から最大で20%程度低く算出していたとして、修正した数値を公表した。
文科省によると、修正したのはセシウム134の濃度。セシウム134は同時に複数の放射線を出すため、その影響を考慮して算出する必要があるが、分析に時間がかかるため当時は考慮していなかった。文科省は「事故後の緊急時でより多くの試料を分析することを優先した」としている。
修正したのは福島県の約30キロ沖合の海水や、宮城県から千葉県にかけての沖合の海底の土に含まれるセシウム134の濃度で、最大で海底の土の濃度で20%近く、海水の濃度で数%、数値が上がることになった。(山陽)
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