国立病院機構岡山医療センター(岡山市)は25日から26日早朝にかけて、生まれつき肛門と尿道、膣が一つにつながっているミャンマー人女児ニー・ニー・ミン・ルィンちゃん(6)の手術を実施、無事終了した。容体は安定しており、同センターは「手術は成功した」と話している。
センターによると、ルィンちゃんの病名は「総排せつ管外反症」で、生まれてすぐに人工肛門を付けるなどの手術を受けたが、尿が常に漏れてしまっていた。
手術は小児外科や整形外科などの医師計11人が担当し、25日午前から約20時間に及んだ。尿の漏れを防ぐため、つながった部分からぼうこうを切り離し、腸の一部でおなかから尿を吸い出せる管を作るなどした。執刀した青山興司名誉院長は手術後に記者会見し「長い手術によく耐えてくれた。生活の不自由さが少しでも減ってほしい」と話した。
現地での設備では治療が難しいため、国際医療団体「ジャパンハート」の支援で、18日からセンターに入院していた。(山陽)
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