Monday, May 28, 2012

463人がアレルギー確実例、茶のしずく石鹸で学会


「茶のしずく石鹸」の旧製品による小麦アレルギーを調べている日本アレルギー学会の特別委員会は28日、今月10日現在で40都道府県の463人が確実例として登録されたとする中間報告を公表した。松永佳世子委員長は「登録は増えており、千例くらいになると思う」と述べた。  確実例の内訳は、女性が437人と94%を占めた。年齢は9歳男児から93歳女性までで、40代が約150人と最多だった。  都道府県別では福岡が最も多く98人で、愛知63人、東京41人と続いた。  販売会社の「悠香」(福岡県)が厚生労働省に報告した症例数は、4月6日まで1971人という。学会特別委は、診断基準に当てはまらない症例が含まれている可能性があるとみている。  また、問診の分析から、まぶたの腫れなど顔に症状が現れることや、小麦を含む食品を食べた後、買い物や家事などの軽い運動でも全身のショック症状が起きる特徴があらためて分かった。  せっけんの使用をやめると、小麦に反応してアレルギーを起こす体内の原因物質が7~8カ月で半減。小麦の食品を食べられるようになるなど、症状が改善することが判明した。  このせっけんによる健康被害を訴える17都道府県の550人余りが、悠香などを相手に損害賠償を求める訴訟を起こしている。(山陽)

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