原子力規制委員会は14日、航空自衛隊松島基地(宮城県)など4カ所で展示していた練習機の機体から、計約2・3キロのウランを含む部品が見つかったと発表した。一般人が近づける状態で展示されていたが、線量率は最大で毎時0・23マイクロシーベルトで、規制委は「接する時間は短く、人体への影響はない」としている。
規制委によると、過去に機体部品を納入した関東航空計器(神奈川県)の工場で8月、劣化ウランが含まれるモーター部品が見つかったことを受け防衛省が調査。退役した練習機T2の操縦席前方に組み込まれていることが判明した。部品は既に取り外して金属製の容器に入れ、基地内で保管している。
浜松基地(静岡県)では機体とは別に、部品が隊員の実習教材として使われていたが、使用時間は年間で約10時間と短く、規制委は隊員への影響はないとしている。
他の2カ所は三沢市大空ひろば(青森県)、新田原基地(宮崎県)。(山陽)
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