偽造した医師免許証で医師に成り済ます問題が発覚したのを受け、田村憲久厚生労働相は15日、インターネットで医師や歯科医師の資格の有無を確認する厚労省の検索システムに、防止策として夏をめどに新たに生年月日や登録番号などの項目を盛り込み拡充すると発表した。
現行では、検索画面で氏名と性別を入力して検索し、該当者があれば医師資格の登録年などが表示され、実在するか確認できる仕組み。だが医療機関は医師の採用時などに、生年月日など他の項目が偽造された免許証を提出された場合、システムを利用しても偽造を見抜けなかった。
今後は免許証の原本に記されている氏名、性別、生年月日、医師の登録番号、登録年月日を検索画面で入力するようにする。
昨年9月、東京都板橋区の病院で医師免許がない男性が免許証を偽造して成り済まし、診察していたことが発覚。今月上旬にも八王子市の診療所で医師免許のない男性が数年前から診察していた疑惑が明らかになった。(山陽)
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