Saturday, February 23, 2013

予防接種で感染、論文指摘、80年以降、B型肝炎


B型肝炎が予防接種による感染と判明してからも感染拡大防止策をとってこなかった、30年以上もたって、ようやく危険性に気がつく・・これで国は国民の健康・安全を守れるのでしょうか?   B型肝炎訴訟の和解基本合意を受け、予防接種で感染が広がった経緯を検証している厚生労働省の検討会は22日、同省が保管する資料の調査結果を公表した。旧厚生省の肝炎研究連絡協議会の研究報告書には1980年以降、「予防接種や子供同士の接触など学校内外の感染が推測される」などと指摘する論文が複数、掲載されていた。  予防接種による感染の可能性を、国が遅くとも80年には認識していた可能性を示す内容。だが検討会の調査結果によると「協議会の報告を受けて厚生省やその他の機関から何らかの通知、指導があったことを示す資料は存在しなかった」という。  国が感染拡大を防止するため、注射針だけでなく注射筒も1回ごとに取り換えるよう指導したのは、88年になってからだった。  検討会は今後、旧厚生省の当時の担当者らから、感染の危険性に関する認識についてヒアリングを実施する。(山陽)

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