Tuesday, February 19, 2013

脱法ハーブ使用、中高生は自由?、首都圏6千人を意識調査


若者を中心に乱用が社会問題化している脱法ハーブをめぐり、民間団体「日本薬物対策協会」(東京)が実施した首都圏の中高生約6千人の意識調査で、13・2%が「使用するかの判断は個人の自由」と回答したことが19日、分かった。0・6%に当たる37人が実際に「試したことがある」と答えた。  法規制の網がかからない脱法ハーブはインターネットや店頭などで容易に入手できるため抵抗感が少なく、薬物犯罪への「ゲートウエー(入り口)ドラッグ」とも呼ばれる。  同協会世話役の馬崎奈央さん(36)は「覚せい剤や麻薬に似た成分が含まれ、健康に有害だという意識がまだまだ低い」と指摘。国や自治体による啓発、教育の強化を求めた。  調査は昨年9~12月、埼玉、東京、神奈川の3都県の高校6校、中学校11校の計17校を対象に実施。高校生3074人、中学生3076人の計6150人が回答した。  用意された選択肢の中から選んでもらう設問では、複数回答で「所持も使用も悪いことだ」とした生徒が75・4%を占める一方、13・2%が「使用するかの判断は個人の自由」と答えた。  5・7%が「使用しても法律に反しなければ悪いとは言えない」とし、「使用は悪いが、所持していても悪いとは言えない」は7・1%だった。(山陽)

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