Wednesday, February 20, 2013

ダニ感染症で広島男性死亡、昨年夏、国内4人目


厚生労働省は19日、マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)で、広島県の成人男性1人が昨年夏に死亡していたことを新たに確認したと発表した。  国内での死亡確認は山口の女性1人、愛媛と宮崎の男性各1人に続き4人目。ウイルスの遺伝子配列はこれまで見つかってきたものと似ており、厚労省は今回も国内で感染したとみている。  厚労省などは1月に初めて死亡例が判明してから、似た症状が出た患者の情報を全国から集めている。感染の疑いが強く、血液試料がある事例を詳しく検査。19日の段階で9人分が結果待ちで、国内感染の確認例は増える可能性が高い。  政府は19日、SFTSを、診断した医師に保健所への報告を義務付ける感染症法の4類感染症に、原因ウイルスを、研究機関などが所持する場合に届け出が必要な3種病原体に指定することを閣議決定した。(山陽)

0 Comments:

Post a Comment

<< Home