Monday, April 01, 2013

東大がひも状の細胞組織を作製、移植医療に応用へ


直径約0・1ミリと極細なのに1メートル以上の長さがあるひも状の細胞組織をつくったと、東京大生産技術研究所のチームが3月31日付の英科学誌ネイチャーマテリアルズ電子版に発表した。  マウスの神経細胞などからひも状の組織をつくり、細胞が正常に働くことを確認した。移植医療に応用できるという。  竹内昌治・同大准教授は「布のように織れば(2次元の)細胞シートにもなる。さまざまな形状の組織と組み合わせ、より複雑な立体細胞の作製を目指したい」と話している。  チームは、ゲル状の細い管に細胞とコラーゲンを混ぜた溶液を詰め込んで培養。1~2週間で細胞が増殖し、細胞同士が結合した段階で外側の管を溶かすと、細胞の密度が高く壊れにくい組織ができた。  血糖値を下げるインスリンを分泌させる機能を持つ細胞をひも状にし、糖尿病のマウスの腎臓に移植したところ、移植後2~3日で血糖値が正常になったという。(山陽)

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