Saturday, May 18, 2013

心臓の血管構造、5分でCG化、国立循環器病センターが開発


心臓を複雑に走る血管の構造を、5分程度で立体的な画像にできるコンピューターグラフィックス(CG)のシステムを国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)と京都大が開発し、16日発表した。  CG化に必要な超音波画像を撮りやすい赤ちゃんが対象で、生まれつきの心臓病の病状や治療方針を家族に説明するのに役立つ。  国循によると、これまでは心臓の超音波画像を使い、熟練した専門医が心臓の状態を複数の絵にして説明。だが、描くのに時間がかかる上、構造が複雑で、家族の理解を得るのが難しかった。  生まれつき心臓の構造や血管に異常のある先天性の心疾患は、赤ちゃん千人中8人と高い頻度で発症しており、迅速な治療が必要になる。  システムは、医師が心臓の超音波画像を見ながら、システム上で赤ちゃんの血管の位置を決め、立体画像で再現する。医療チーム全員がCGで病態を正確に把握し、速く適切に治療できる利点もあり、症例を増やし、CGをさらに短時間で作ることを目指す。  原口亮情報基盤開発室長は「今後2年で、医療現場で使えるようにしたい」と話す。成果は20日付の科学誌「生体医工学」に掲載される。(山陽)

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